6月29日の日記

以前は、長生きするんだと思っていた。カワイイお婆ちゃんになって楽しく暮らせるんだと、なーんの根拠も無いくせにそう思ってた。でも今は、もうあと10年も生きれば十分かなーと思ってる。

自分の「10年後」について考えるとき、それを将来とか未来という単語でぱっと思えていたのはいつまでだったかな。今は、そういう明るいイメージの言葉が出てこない。老後とか終（つい）の時とか、なんだか暗い。

今現在なにか暮らしで困ってるとかではないのに、たぶん幸せなはずなのに、自分の先にある時間を楽しみに思えない。
来るべき10年、20年に起こるであろういろんな「喪失」、それを想像するだけで苦しい。

更年期なのかなあ、とも思う。
それならそれでいいんだけど。
年齢的なものからくる「気持ちの問題」ならいいんだけど。

自分を自分の人生に繋ぎとめておくナニカが、みつけられない。
ああ、決して「死にたい」わけではないです。
ただ、意欲が湧かない。目覚めたときにまずため息が出ちゃう。
ふうう。