たからもの

2007年11月17日
若い頃は、人生に目的とか意味とかを探してみたりもしたけれども、最近はそんなことどーでもいいような気がしていた。ぐちゃぐちゃくだらないこと考えてないで、ともかく寿命が尽きるまでは生きるしかないんだから、と。
だけど、唯一、人として、いえこの世にいのちを受けたモノとして、有意義だと言える事があるとしたら、やっぱりそれは子供を生んで育て上げるということしかないよな、ってちょっと思った。

知り合いの、6ヶ月になる赤ん坊を抱かせてもらう機会があってそんなこと思ったんだ。
赤ん坊のあの小さな身体に満ちるキレイなエネルギー。柔らかくて温かくて湿っぽくて。甘酸っぱい匂いとともに呼び覚まされるシアワセな感情。この小さくて底知れぬエネルギーの塊こそ、未来で、希望で。赤ん坊って、比喩ではなくて宝なんだな。

子供を持たなかった私は、年はくったけれども、やっぱりどっか育ち損ねてる気がする。

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