桜餅の木
ソメイヨシノの狂乱栄華の後に、静かに陽を浴びて咲いていた大島桜の古木。四方に大きく張り出した太い枝は大地に肘をつき、そこからまたさらに花枝を伸ばしてゆく。桜花のドーム。ソメイヨシノよりも花色は薄くて、同時に萌えだす若葉との相性も良く天然自然な伸びやかさ。ほんのりとした香り。桜餅を包む葉は、この桜の若葉。桜の仲間で唯一香りのある種だそうで、ほんと、桜餅の匂い。
このたおやかなドームの下にもぐりこんで、大きな大きな桜餅のアンコになって昼寝がしたい。

コメント

はち
はち
2008年4月17日22:27

私も、花びらの白と若葉の緑のコントラストが美しい大島桜、好きです。へ〜、あの大好きな桜の香りは大島桜のものだったんですね。週末にでも、大島桜の香りを楽しみに行ってみよう。

美藤
美藤
2008年4月18日0:18

桜餅、道明寺と長命寺とどっちがお好きですか?
塩漬けの桜葉は食べますか?
私は、道明寺を葉っぱごといただくのが好きです。
あ、食べたくなってきた(笑)

はち
はち
2008年4月18日0:50

関西出身の私にとって、桜餅はもちろん道明寺
東京に出てきて、初めて長命寺を見たときの驚き、今でもはっきり憶えてます
こんな夜中だと言うのに、同じく桜餅食べたくなりました、責任取ってください(笑)。まあ、週末のもう一つの楽しみに取っておきましょう、もちろん葉っぱごとです

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