うまい話のワケ

2008年6月2日
以前勤めていた会社の仕事を手伝うことになった。人が抜けて手が足りなくなったので週2〜3日来てくれないかということだった。
人が辞める・・・その状況が想像がつくので、実を言うとあまり気が進まない。でも、勤めていたときに親しくしていた先輩社員からの電話で困っているという状況もよくわかったので、話しを聞きにいく。社長と面談。
この、社長が、嫌で、辞めたんですけど、ね。

社長が提示した条件はすごく良いものだった。
でも、なぜ私に声かけてくるのか。つまり、この会社はもう新たに人を育てる気はないのだ。人に代わる設備投資もする気はないのだ。社長は、近いうちに会社を畳む気でいるのだと、よくわかった。それで、人が大勢辞めた。残った社員だってまったく士気は上がらないだろうし、たぶん転職を考えている。それでも、当分は仕事を回さなければいけない。だから、私に声がかかったというわけ。

そういう暗い状況の会社に時間で拘束されるのは嫌だったので、自分が必要とされている仕事に限定して、時給ではなく出来高での契約でよければお仕事させてくださいと答えた。
それなら週2日、1日4〜5時間集中すれば済む。自分の仕事が終わればさっさと帰れる。それでもいいから、とおっしゃる。
では単価をどうするか。以前、他で仕事をしたときの単価をいうと、ではそれで、とあっさり。吹っかける気はなかったし、この額でダメということなら関わりにならないで済むなと思ったんだけど。結局、時給で週3日勤めるのと変わらない収入になりそう。
非常に有難いお話しなのだから、しっかり仕事させていただきます。
明日から出るけれど、たぶん、今年一杯なんじゃないかな。
来年は、この会社、ないと思う。

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