「空中庭園」

2008年6月22日 読書
平らかに均される気分でいたかったのに、うっかりこんな本を読んでしまった。しまった・・。角田光代はエッセイを読んでいて近しい感覚を持っていたので油断した。
取り繕われたスウィートホームのばらばらな家族のそれぞれの内面なんて、そんなに意外な発想でもないけど、いまそんな話は読みたい気分じゃなかったんだな。おばあちゃんの話しが一番しみたかな。親が老いてきて思うのは、親が私の親じゃなかった頃の人生をなに考えて生きてたのかなーってことだから。それを聞いてみたいような、知らないままでもいいかとも思ったり。
お父さん、タカぴょんのあまりの不甲斐なさがむしろ救いかも?ガラス男って・・・いそうだなーでもこんなのが夫だなんてなー。でも、「完璧だ」と思う一瞬だけで、なんとなく誤魔化されて一生を生きてしまうのかな、そんなもんかもなーとも思ったり。
レビューを探してて映画化されたの知ったけれども、キャスティング、なかなかよろしいのではないでしょうか。タカぴょん、ピッタリか?(笑)だけどこんな映画、わざわざ観たくないなぁ。

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