植物的

　　　　　　　　　　　　　　　　　 タマリンド　60日くらい？



植物的な、っていうと動きのないもの反応のないもの静的なものという風に使われた表現だけど、そんなことないよねーといまさらのように思う。我が家のタマリンドを見ててそう思う。発芽してからひと月ほどはぐんぐん変化していった。毎朝、新しい葉の先っちょが若草色の姿を現し夕方にはいっちょ前の葉っぱに成長してた。このスピードで成長したらあっという間に２０ｍ？と思ったけどさすがにいまはこの写真から3節くらい葉を伸ばした状態で収まってる。
でも成長は緩やかになったけれど、動きはなかなか活発。日光を一番に感応するんだろうけれど、夕方になると向かい合った細い葉を閉じて睡眠体勢に入るし、突然の雨にもすばやく反応して葉を閉じ雨粒のダメージを避けているよう。雨が上がるとそろそろと葉を開いて伸びをする。すごいなーと思う。夜中にこっそり根っこをよいしょと持ち上げて２、３歩移動しててもおかしくないんじゃないかと思うよ。
さて、秋分の日も過ぎてそろそろ気温も下がってくるし、タマリンドの冬支度をしてあげなくちゃ。もう少し低い気温に慣らしてから部屋の中の日当たりのいいところに場所を作ってみよう。
でも、私は緑を枯らす名人だからなぁ・・。枯れるのを前提の一年草ならいいけどこのタマリンド、環境があってないっていうのをわかっていながら種播いたわけで、なのに素直に伸びてくれて・・なんだか妙に愛着というか責任というか感じてしまう。過剰な感情移入をする気はないんだけど、なんかね樹形が可愛いんだわタマリンド。