「朗読者」

2010年8月20日 読書
読み終えて、心に残るフレーズがいくつもあってその一行を探してページを繰る。探し当てた一行からまた数ページ読みすすむ。

物語らずにはいられない人生というのがあるのだと思う。そういう物語をこそ読みたいと思う。こういう本が私は読みたい。




ぼくがしたこと、しなかったこと、彼女がぼくにしたこと―――何であれ、いまではそれがぼくの人生なのだ

人生は何層にも重なっていて、以前経験したことが、成し終えられ片が付いたものとしてではなく、現在進行中の生き生きしたものとして後の体験の中に見いだされることもある

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