リョーコさんは美しい。清廉潔白で、そしていつも正しい。

彼女を見ていると、世の中捨てたもんじゃないって思う。こんな人がいてくれることを嬉しいと思う。
リョーコさんは淑やかで、おきゃんで、そして賢い。
彼女がいたからこの2年、新しい仕事を続けることができて面白いと思えるようにもなった。

でも、一昨日のようなだめな日は、リョーコさんと一緒にいるのがすこーしばっかり苦痛だったりする。
ああ、この人は、ズルをしちゃおうとか、サボっちゃおうとか、どう言い訳しようとか、バレなきゃいいや、とか、そんなこと考えたりしないのだろうな。きりりと晴れやかに美しい面をあげて、いつも正しいことを言う。一点のシミもなく。汚れのない人。清廉潔白居士。
脛に傷ばかりの私は、小心小悪党の私は、リョーコさんが眩しくてならない。

リョーコさんの美しさに見惚れ、賢さ優しさに感謝しつつ、時々リョーコさん、あなたの清廉が嫉ましく、正しさに憎しみと言っていいような感情を抱いてしまうのです。そして、そんな自分が情けなく泥のような感情の沼に沈んでゆくのです。


コメント

むささび
2011年2月24日21:40

時々は、河童のように沼に引きずりこんで尻子玉を抜いちゃおうか! あ、女子にはついていませんか。

美藤
2011年2月25日11:18

「河童拾っちゃいました」と言って連れ帰られ、手懐けられてしまいそうです。

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