佐野洋子で。

佐野洋子が女友達と暇潰しに「うたかた」を読んであーだこーだ言ってるのだが、おもしろいー。5ページのエッセイで渡辺淳一の“豊潤な人生の至福”を堪能させてもらった。佐野洋子サイコー。
内田百閒について「本当は世界で私だけが内田百閒好きならいいなと思っている」と書くその気持すごくよくわかる。私だってそう思う。おこがましいけど。

ちょっと元気のないときに佐野洋子を読むと、身体にいーい塩梅の毒が回ってくれる気がする。


コメント

はにゃ。
2011年6月3日10:27

私も、その「渡辺淳一」読んで笑いましたー。佐野洋子大好きです!

もう新しいエッセーが読めないなんて残念過ぎる・・。

美藤
2011年6月3日22:15

はにゃさんも佐野洋子読んでらっしゃいましたねー。

佐野洋子の書いたものって「新しさ」で勝負してないから新刊がでなくてもあまり支障はない感じさえします。
気になるのは、男の人は佐野洋子をどう読むんだろうなぁ、ということ。佐野洋子を読んでいるという男性にまだ会ったことがないので(笑)。

はにゃ。
2011年6月3日23:37

確かに~。男性で佐野洋子好きでさーって、聞いたことないですね!!なるほど~。それは興味深いです。

私は佐野さんはかなり前から好きだったのですが、熱心に新刊を追いかけてって程ではなかったのですね。いつも、そこに行けば次のが読めるなぁ、好きだわぁ、みたいな。だから、読み尽くしてしまうことになってしまうことが寂しいって感じですかねぇ。それから、最近の佐野さんが、高齢というか老人というか、ともかく昔とはやっぱ変わったでしょうから、ゆるゆるそれを追っかけたかったかも。贅沢ですけど。

美藤
2011年6月4日0:20

>いつも、そこに行けば次のが読めるなぁ、好きだわぁ
そうそう、そんな感じです私も。この人は急いで読まなくてもいい人でしたね。

「私はそうは思わない」が最初でした。そのタイトルによばれちゃったというか。私も「私はそうは思わないなぁ」って言っちゃう奴だったので(笑)。
なんだろう、不機嫌そうなんだけど本人はたいして機嫌悪く無さそうな?普通に不機嫌?そこそこご機嫌?みたいな風が面白くて。
まだ読んでないのもあるので、ゆっくり楽しみます。

はち
2011年6月16日10:44

男が好まない文章って何だろうと、気になって
一応、男の端くれの私、佐野洋子を図書館で借りてきて読みました
いや、自由だね、このおばさん、アナーキーだね、おもしろい!
確かに社会的にちゃんとしている人はアレルギーを持つかもね
なんて、はにゃさんも、美藤さんも社会的にちゃんとしていないという意味じゃないですよ(笑

美藤
2011年6月16日20:29

わあ、はちさんありがとうございます。

佐野洋子の書くもの描くものって、女性性がどどーんと出ていますよね。佐野洋子ってオンナなんだなぁ・・と思わせるような。
でも太母的というかあまりに生理的過ぎてそういうものを直視できない人は女子でもひくかなぁと思います。まして男性を誘うような文章じゃないですものね(笑)。
でも絵描きってこういう自由さアナーキーさが命なんでしょうね。それが文章にもでる。

男の方の感想、ありがとうございました♪

最新の日記 一覧

<<  2025年5月  >>
27282930123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

お気に入り日記の更新

この日記について

日記内を検索