夢のはなし

2011年9月23日 日常
今朝見た夢の覚書。

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心地良い眠りから覚めると、図書館の中にある個室だった。ぼうっとしていると、「失礼します」と言ってメイ氏が入ってくる。彼は「どうですか?」と聞くが答えを待たずに部屋を出て行く。相変わらず風のようだわと思いつつ、メイ氏を見て自分の仕事を思い出す。
広々とした図書館の中に、高円寺の古本屋のような一画があり、そこで何も考えずに本を一冊抜き出すと、黴臭い本に埋もれた机からオヤジがぼそりと言う。「その本は実は2冊あるんだ」と。
声の主は鶴見俊輔、私の手にした本は『スプートニクの恋人』。
その言葉に私はうろたえる。世界を崩壊させる秘密でも聞かされたように狼狽する。
どういうこと?と焦っていると、突然の大雨で天窓から雨が流れ込んでくる。
この図書館は船なのだった。それもタイタニック号のようなクラシカルな客船。階段を上がり、ひと気のないフロアの扉をあけてゆくけれど、探しているものは見つからない。というより、私は何をさがしているのかわからないし、そもそもなにか探しているのかさえわからない。
重いコンクリの扉を開けると、中から人の声が聞こえる。ぼそぼそと。外国語。
慌てて扉を閉める。こんなところにいてはいけないと、ますます焦るが、どこへ行けばいいのか、なにをすればいいのか。

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なんだか疲れる夢だった。でもすごく鮮明な夢。
『スプートニクの恋人』は読んだことがない。タイトルはなんだか魅かれるものがあるけれども、ムラカミさんには手が出ない。
どんな話だろうと検索して、ああ、やっぱり全然興味の持てない話だなぁ、と再確認。
図書館、客船、メイ氏、鶴見俊輔、スプートニク、外国語。
はて?

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