逆説19’33” 輪切りにされる脳のための磁気共鳴変奏曲
2012年5月4日 日常 コメント (2)というわけでMRI。
1階から上の、木材をふんだんに使った内装の柔らかさとうらはら、地下1階のそこは分厚そうな金属の扉が5つ並ぶコンクリート打ちっぱなしの寒々しい空間。扉の開閉は太い回転式のレバーで、大型金庫のよう。ふと、火葬場の窯を思い浮かべてしまったけれど、あそこのほうがまだ内装に儀式的な配慮があった気がする。
コンクリ越しに鳴り響くノイズ。
ゴウンゴウンゴウンゴウンガガガガガガガガゴンゴンゴンゴンキーンキーンキーン・・・・。
なんとも禍々しい轟音。
扉の前の待合に流れるイージーリスニングのもの凄い違和感に笑いそうになる。
呼ばれて入った部屋は白く輝いて、ふた昔前のSF映画のセットのよう。ベッドに寝て頭を固定され、格子に組んだ覆いが被せられる。イメージは、「羊たちの沈黙」で移送されるレクター博士だ(笑)。
そして約20分、「不確定性の音楽」を大音響で聴かされて終了。痛くも痒くもなかったけれども、難聴気味の耳にいいのこれ?
検査結果はまた来週。
1階から上の、木材をふんだんに使った内装の柔らかさとうらはら、地下1階のそこは分厚そうな金属の扉が5つ並ぶコンクリート打ちっぱなしの寒々しい空間。扉の開閉は太い回転式のレバーで、大型金庫のよう。ふと、火葬場の窯を思い浮かべてしまったけれど、あそこのほうがまだ内装に儀式的な配慮があった気がする。
コンクリ越しに鳴り響くノイズ。
ゴウンゴウンゴウンゴウンガガガガガガガガゴンゴンゴンゴンキーンキーンキーン・・・・。
なんとも禍々しい轟音。
扉の前の待合に流れるイージーリスニングのもの凄い違和感に笑いそうになる。
呼ばれて入った部屋は白く輝いて、ふた昔前のSF映画のセットのよう。ベッドに寝て頭を固定され、格子に組んだ覆いが被せられる。イメージは、「羊たちの沈黙」で移送されるレクター博士だ(笑)。
そして約20分、「不確定性の音楽」を大音響で聴かされて終了。痛くも痒くもなかったけれども、難聴気味の耳にいいのこれ?
検査結果はまた来週。
コメント
そういえば、学生時代、メロディーも何もない、まさに騒音以外のなにものでもないフリージャズのライブを、二時間我慢したのを思い出しました(笑
何もない結果が出るといいですね
その2時間のフリージャズも苦行のようですね。前衛的なものがまったくダメな私は、いっそ沈黙を聴いているほうが心休まります。