甲野善紀さんと、甲野さんの行っている身体術、というものが気になっている。


子供の頃からスポーツは得意だ。
走る、跳ぶ、飛ぶ、飛び込む、投げる、打つ、撃つ、捕る、泳ぐ、潜る、よじ登る・・たぶんたいていのことは楽にこなせた。
もちろん競技者として生きるには、根気や欲や持続力や、欠けているものがいっぱいあるので無理だけれど、スポーツを楽しむ一般人としては、私は、とてもよく動く身体を持っていると思う。
いや、持っていた。

若く柔軟な身体を持っていた頃は、身体は勝手に動いていた。少しイメージしてやれば上方修正も簡単だった。40代になって、そうはいかなくなった。うっかり動くと捻ったり筋に痛みが走ったりする。5年前に自転車で転んで骨折したときには、歳をとるってこういうことなんだなぁと思った。

身体が若さに溢れていたころは、「身体を操縦する」なんて考えたこともなかった。身体は自由自在に動いたんだから。
自分の身体がままならなくなってみて、「身体を装置化する」という考え方と、そうして得られる身体感覚に触発されるであろう思考というものに、いまとても興味がある。

コメント

柳
2012年9月17日2:29

意外と昔運動が出来ていた人ほど、歳による体力の低下を感じるみたいですね

美藤
2012年9月17日22:00

コメントありがとうございます。

出来てたことと、出来なくなったことのギャップが大きいだけにひしひしと(笑)

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